2017 BRM611 前田200km
【2017年7月22日 一部画像と本文を手直ししました】
2017年6月11日(日)に札幌市手稲区を起点として行われました、ランドヌール札幌さん主催の2017 BRM611 前田200kmというブルベに参加しました。
2017年のブルベは2度目の挑戦です。
早朝に起きて、共に参加する友人の車に自転車を搭載してもらいスタート・ゴール会場の前田森林公園へ向かいます。天気は曇り。
もう一人の友人とも合流して、今回は3人で走ります。
会場に着くと、既に反射ベストを着た参加者でごった返していました。
60人近い人数が走るとのことです。
今回は、会場が札幌市内ということもあって、このブルベを選んだのですが、ここでどんなコースなのか見てみましょう。
札幌市内にある小林峠を越え、南下してから中山峠を越え、羊蹄山麓を通り、冷水峠を越えて日本海に出るというルートになります。
公式サイトの解説によると、こう書かれてあります。
なんちゃってヒルクライマーである自分のお気に入りコースを結んだら、適度なアップダウンの楽しめるルートになりました。獲得標高はせいぜい2800mほどで、心配することはありません。
(中略)
気がついたらもうゴールです、設計者の名前にだまされてはいけませんよ。それほどきつくなく、目新しいルートではありませんが、皆さんにお楽しみいただけると信じています。
「せいぜい2800mほど」というのが気になるのですが、そこは見なかったことにして、スタートします。
まずは、前田森林公園を出発してひた走り、西区に入ります。
走っている内に曇り空だったのが、雨が降り出し、路面も濡れてきました。
西野の坂を登り、中央区からさっぽろばんけいスキー場付近を通ります。
ここで痛恨のミスを犯します。
小林峠を通るルートなのですが、誤って横にあるトンネルのある新道を通ってしまい、ミスコースをしてしまいました。
しかも自分だけ先に行ってしまったので、友人たちからの注意も聞こえぬままトンネルを通過し、結局気づいたのは数キロあるトンネルを通り抜けた後でした。
トンネル内で反射ベストを着た人たちとすれ違ったので、そこで気づいて引き返しておけば…と思っても後の祭り。
更に運の悪いことに、チェーン落ちも発生します。
どうにか直して、友人と合流して来た道を戻り、改めて小林峠を登っていきます。
いつもネットで見ている小林峠の石碑を発見して、立ち止まり、撮影します。
ここがあの小林峠か…と思うと胸が熱い。
しかし、ここでの停止も、また後々通過時間に影響することに…。
南区に入り、スタートから25km、トイレ休憩を兼ねて東海大高校前のローソンに入り、しばし休んでから出発。
既に走っている人は見かけなくなりましたが、ここまで途中でパンクしている人を何人か目にするようになりました。激しめの雨なので思うようにスピードが出せません。
石山通の裏を通るように進み、八剣山入り口の前を通って、その石山通に合流。
PC1のセイコーマート 白糸店まであと5km足らずです。
PC1まであと3kmというところで、ここでもパンクしている人を見かけ、停まって声がけします。
聞くと、ここまで何度かパンクしつつ進んできたが、替えチューブを切らしてしまったため、途方にくれてしまっているとのことでした。
自分の手持ちのチューブを差し上げて、先に出発させて頂くことにしようと思います。
しかし、ここでその参加者の方から思わぬ一言が…。
なんということでしょう PC1の通過制限時刻をとっくに過ぎてしまっていたのです
幾らPCを通過しても、タイムアウトしてしまっては何にもなりません
が、とりあえずはこの先のPC1迄走ろうということになりました。
スタートから40kmと少し、定山渓温泉の手前にあるPC1(セイコーマート 白糸店)に到着します。
先述の通り、既に我々一行はタイムアウト。
この先ゴールまで走っても認定はされません。
よし、帰ろう
コンビニの前でチェックをされていたスタッフさんにDNFを伝えてしばし談笑し、今度は石山通沿いで札幌市街経由でゴールに帰ります。
帰ろうとしている時に限って晴れ間が見えて来ていますが…。
石山通を北上して今度は大通公園を経由、円山でもう一人の友人と別れた後、前田森林公園に戻りました。
自転車は雨水でどろどろ。軽く拭いてから友人の車に積み込み、自分のロードだけ途中のお店で預かってもらいました。
その後、かつやでカツ丼を食べて、のんびりしつつ札幌を後にします。
こうして、本年2回目のブルベは幕を閉じました。
【まとめ】
小林峠トンネル(新道)でのミスコース、及び小林峠石碑での停車が通過時間に響きました。
あとは、東海大四高前ローソンでの休憩をちょっと長めに取ってしまったことも影響していると思います。
スタートからPC1までは40km程度しか無いので、休憩や停止を多少犠牲にしても漕ぐことと、ミスコースをしないことが大事だとつくづく実感しました。
次のPCまでの距離が長かったら、幾らでもリカバー出来たのですが、今回はいかんともしがたかった…
なかなか揃ってブルベに出る機会がないため、次回は10月の薄野200で捲土重来を期すことを3人で誓いました。
最後になりましたが、この場をお借りして一緒に走ってくださった友人お二人には、心よりお礼申し上げる次第です。
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