JCA公認指導者研修会に行って来た
網走市で開かれたJCA(日本サイクリング協会)主催の公認指導者(サイクリングリーダー)研修会に行って来ました。
3年前のこの資格は取得していたのですが、今年の3月末を持って修了となるため登録更新を兼ねての受講です。
研修は1日のみですが、自宅からの日帰りは難しいので宿を予約しての行程でした。
Rきっぷ(指定区間までの往復指定席特急券が割引価格で買えるきっぷ)というトクトクきっぷの一種を買って、網走に向かいます。
札幌駅で特急カムイに乗り継ぎます。
そこから一路旭川駅へ。
周りは一面雪景色の中を進みます。
更に旭川駅で網走行の特急大雪に乗り換えます。
特急と快速を併用して6時間、ようやく網走駅に到着です。
21時近くの到着のため、駅近くの飲食店はどこも閉店しています。
幸いにもビクトリアステーションが空いてましたので、そこで夕飯を頂きました。
因みにその向かいにはすき家もあります。
予約した宿まで夜の網走の街をてくてく歩きます。
時折観光客や出張客と思しき方々とすれ違いますが、街中はしーんとしています。
「ミュージックサパー」という昭和感あふれる店構えが気になりました。
(しかもちゃんと営業している)
20分ほど歩いて宿にチェックインしました。
この辺り迄来ると、網走港が近いです。
この日は夜更かしも程々に寝床に就きます。
一夜明けて客室から外を眺め見ると、そんなに雪は降っていないように見えます。
しかし油断禁物です(復路は帰れなくなるかも知れないから)。
身支度をして、1階の食堂で朝食を頂きます。
おかずや白米が美味しくて、ついついおかわりしてしまいます。
網走川を渡り、会場のオホーツク・文化交流センター(愛称:エコーセンター2000)に到着しました。
ここは研修室や会議室、図書館の機能を併せ持った複合施設で、オホーツク海を眺めることの出来る展望台もあるそうです。
受付を済ませて、席につき講習開始を待ちます。
講習自体は各単元ごとに講師の方々が行って、途中休憩をはさみつつ、14時くらいまで行われるという形式です。
その後はサイクリングリーダー新規取得者による実習(壇上で2分間スピーチを行う)な為、これは聴講は任意とのことですが、帰りの特急まで時間があるので聴かせて頂くことになりました。
午前の講習が終わってお昼休憩の時間となり、エコセン内のカフェに行くことも考えましたが、向かいのスーパーのお惣菜のレベルが高いと聞いたので、そちらを利用します。
フードマスター ベーシックにやってまいりました。
元々は地元資本のスーパーですが、現在はアークスグループの傘下だそうです。
ここでお弁当(お寿司)を買って施設で頂きます。
味は流石に地元出身の方が仰るだけあって、おいしく頂きました。
デザートは先述のエコセン内カフェで売られていたソフトクリームを選びます。
あばしり牛乳を使っているだけあって、さっぱりして美味しい。
昼食が終わって、午後の講義です。
生の体験談を交えての内容はとても実りのあるものでした。
こうして、あっという間に終わりの時間を迎えた後、履修証明を受け取ります。
あとは帰宅後にJCAへ登録更新の申請書類と更新料を納入して無事完了となります。
新規登録者の実技を聴講し、まだ特急の発車時間まで時間があるので、エコセンを散策します。
展望台に来てみました。
あいにくこの日は曇りで確認ができず…。
因みに今年の流氷はこの日の一昨日に観測されたそうです。
1階のアトリウム横の展示ホールに移動します。
この日は小中高生による落書き展示ということで、面白かったです。
紙を貼ってそこに思い思いに落書きをしてもらうんだそう。
その後は、エコセン併設の図書館で時間までゆっくり過ごしました。
道内の市町村立図書館では最も古い歴史があるんだとか。
吹き抜けとなっていて、そこから見渡せる空間が印象的でした。
そろそろ特急の発車の時間が迫ってきたので、エコセンを後にして網走駅に向かいます。
ちょっと吹雪いてきたのか、新たに雪が路面に積もってきました。
陽もとっぷりと暮れてきました。
先を急ぎます。
網走駅に到着したものの、なんとこの日の札幌行特急の指定席は満席とのこと。
自由席が空いてることを願いつつ、ホームに向かいます。
自由席車両に向かうと意外にも空いていて、座ることが出来ました。
復路は終点札幌まで乗ってそこから乗り継ぐ形です。
大雪に阻まれないことを祈りつつ、そしてそれが通じたのか無事札幌駅に到着します。
ここから、鈍行に乗り換えて、網走駅から再び6時間かけて最寄り駅に到着することが出来ました。
後日、手続きを行ったため、これが通ると3月末までには新しい「サイクリングリーダー」のライセンスが発行される予定です。
協会公認の資格は、このサイクリングリーダーの上位にサイクリングインストラクターがあり、これについては今度は講義の他に筆記と実技の試験が控えるという形式になります。
これをパスすると、インストラクターの資格が貰えるという仕組みです。
まだインストラクターに挑戦するかどうかは不明ですが、まずはこのサイクリングリーダー資格を通して、少しでも貢献できるように努力していきたい所存です。
コメント