ニセコ山岳ライド【後編】
(前編はこちら)
翌日です。この日も走ります。
早めに起床して支度を整えますが、深夜遅くまで仕事をしていたOさんは、自分より更に早起きをなさっておりました。
泊まったペンションを後にします。お世話になりました。
実はもう一組泊まる予定がキャンセルになり、自分たちの貸切状態でゆっくりすることが出来ました。
今度はDr.スランプの続きと美味しんぼを読むために来訪したいです。
車でホテルニセコアルペン近くの駐車場に集合し、自転車を組み立てます。
距離はニセコアンヌプリを囲む形で56kmほど、ニセコHANAZONOヒルクライムのコースを組み込んだルートとなっています。
チームは普通組とヒルクライムの二手に分かれる形です。
自分は普通組に行く予定でしたが、「カンパニョーロのニュートロンのホイールを履いてるのに、ここへ来て登らないのはおかしいっしょ」の声に押され、ヒルクライム組に急遽変更…
ヒラフの町を出発し、倶知安市街地を通って倶知安農高の前を過ぎるといよいよヒルクライムが始まります。
頂上までの15.5kmをひたすら登ります。
インナーローに落としてゆっくりクランクを回します。
後ろから何台も他のロードの皆さんに追い越されつつ登ります。
皆さん速い。
頑張って登ろうにも汗が止め処なく額から伝って目に入って痛みがくるので、何度足を止めたことか…。
ひたすら漕ぎ続けていると、途中から1車線に変わる山道、更にはゴール間近に控える最大勾配12%の激坂が待っておりました。
体力を削られつつ、無事なんとかクリアし、頂上に到着します。
中にはおかわりする人もいらっしゃいます。すごすぎる…
ここまで来るのにきついことこの上ありませんでしたが、その分景色は格別です。
少し休んでこの後は下ります。
登りは苦労させられましたが、その分のご褒美が嬉しく、来てよかったと思えるひとときです。
途中で「ニセコ甘露泉」に立ち寄って水くみをします。この暑さの中の冷たい水はおいしい。
そのままライドを再開して、ニセコの街を通り、昨日も立ち寄ったニセコビュープラザの道の駅に着きました。ここで普通ライド組と合流します。
羊蹄山の頂上がちょっと隠れ気味なのが惜しい。
ジャガイモの冷製スープが売られていたので購入。塩気がちょうどよく、喉越しがあまりに滑らかで本当にジャガイモが材料なのかと驚くほどです。
この後はニセコ駅前を通って尻別川を渡り、あとは昼食会場のJOJO'Sカフェレストランに向かって自転車を走らせるだけです。
ちょっとした勾配はありましたが、なんとかお昼ごはん場所に到着することが出来ました。
休日なのもあって、にぎわっております。
ここではノーマルのハンバーガーを選びました。
ナイフとフォークも付いてきましたが、両手でがぶりつきます。肉がジューシーでおいしい。
この後は数キロだけ走るとゴールです。
ご飯を頂いて、落ち着いた後再度走ります。
ちょっときつい坂を登って、集合場所にゴールすることが出来ました。
記念写真撮影して、談笑しつつ撤収作業を行って、友人と帰途につきます。
また来ます。
行きは230号線を利用しましたが、今度は国道393号線経由で赤井川村と毛無山を越えて朝里側に降り、国道5号線に入って札幌に帰ります。
道の駅 あかいがわではジェラートを食べます。いちごのフレーバーがさっぱりしててこれも美味でした。
が、しかし、この数キロ先に山中牧場があるのを見つけ、寄れなかったことを後悔するのでした…
あと、山中牧場の手前にお豆腐屋さんもあったんですが、今回は諦めることに…。
運転手の友人とお喋りを交わしつつ、お店にホイールを返却した後に札幌駅前に到着します。
ここで挨拶をして友人とはお別れ。
が、しかし、札駅改札口に到着してびっくり。
踏切事故のため、千歳線が運休。
ならば自走…と思ったのですが、
前輪がない
(つまりは走れない)
というわけで、復旧まで2時間半以上待機し、帰宅できたのは22時近くだったのでした。
・まとめ
ニセコは景色が良かった
天気良くて走るのにもってこい
ヒラフは外国人が多い
コンドミニアムや別荘がずらずらずらー
(しかもデザインが日本ぽくない)
ヒラフのセイコマのワインのラインナップに圧倒
ヒラフのセイコマにATMと並んで外貨両替機があった
輸入食の品揃えも豊富
ホットシェフのメニューは英語表記
野立看板も英語表記
花園ヒルクライムのコースは想像していた以上にやられる
でも頂上からの下り楽しい
Dr.スランプの漫画を久々に読んだけど面白かった
ジェラート食べまくってた二日間だった
最後になりましたが、代表のKさんや世話人のOさん始めサイクリングクラブの皆さん、行き帰りの送迎にサイクリングにとお付き合い頂いたMさんに心より御礼申し上げます。
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