せたなライド 2017【後編】

(中編からの続き)

エイド3のJA新函館 若松支店を出た我々は、約20km先のエイド4となる、道の駅 てっくいランド大成を目指してクランクを回します。


坂が…


最後のきつい勾配に差し掛かります。

まだまだ終わりません。しかし、運営の方々や役場の皆さんが道路をメンテナンスしてくださったり、掃除をしてくださったりして頂いたおかげで走りやすくなっています。


ここから気持ちに余裕が少なくなってゆき、写真も少なめになります。


67km地点のエイド4 道の駅 てっくいランド大成にたどり着きました。
タイムアウト時間までは、まだ余裕があります。


旧大成町にある道の駅です


気がつくと大半の参加者は既に出発してしまっていたため、既に我々だけになっています。



お分かりだろうか。とうとう最後尾となりました。


アイスと大福。


ここでは地元産の大福餅と、バニラアイスクリームを頂きます。
あんこたっぷりの大福と、しゃりっとした食感のアイスが体に染み渡ります。

最後部のチームとなったため、ガイドライダー数人と運営や警察車両が護衛についてくれています。
豪華です。


わんこ。人なれしているのか全然吠えませんでした。


わんこ(血統書付きのシェパード)も応援に駆けつけてくれています。


友人とガイドライダーさん


ひとしきり休んだ後出発し、護衛を従えてペダルを踏みます。
天気は曇り空ですが、風が弱いので走りやすいです。

ただ、トンネルが幾重にもわたるので、ライトを点けつつ注意して進みます。
(途中でガイドライダーの方がトンネル内で異物を踏み抜いてパンクをしてしまい、回収されていました)


この近くに太田山神社があります


日本一、参拝が大変と言われる太田山神社を通過します(参道がまれに見る急坂となっている)。

その太田山神社を過ぎ、スタートから約80km地点の、エイド5にあたる太田緑地広場に着きました。
ここはルート上の最後のエイド、ゴールのふれあいプラザまではあと25kmです。

がしかし、ここでも最後部だったため、エイドで振る舞われる予定のべこ餅が完売。
代わりにセイコーマートのおにぎりを頂きました。


なんと、この辺りでGARMINが電池切れを起こしてしまい、フリーズとなります。


モバイルバッテリーで給電するも、なかなか動作しません。
動作音はすれども、画面が動かない。
やむを得ず常備していたスマホのSTRAVAアプリでログを取ることにして続行しました。


スピーカーで「がんばってくださーい」と後ろから声が。
運営の方から車で応援を頂きながら走ります。


太櫓(ふとろ)の集落を通り、26km地点で通過した四ツ葉クリーンセンターの前を今度は逆側に通ります。
後志利別川沿いの土手上の道路を通り、橋を渡って、北檜山の町に再度突入。
ゴールはもうすぐです。

沿道ではこの時間帯でも町内の皆さんが声をかけつつ、旗を振りつつ応援してくれています。


ふれあいプラザのスタート兼ゴールゲート


せたな町民ふれあいプラザが近づいてきました。

が、なんか騒がしい…。

もしかしたら我々を出迎えるため(最後のチームなので)、アナウンスしているのかも…。


ふれあいプラザ前の広場に入りますと、




なんと拍手で自分たちの歓迎セレモニーを行ってくれているのが分かりました。




先にゴールしたライダーの皆さんの目線がこちらに集まります。



(嬉しいのですが)凄い照れます。照れまくりです。
MCの方とハイタッチをしながらゲートに入門します。


スタートから106km、ようやくゴールすることが出来ました。


完走証。名前入りです


ゴールして完走証を受取り、バーベキュー用のお肉と海鮮食を受け取ります。
ここでは炭火のコンロが用意されており、そのまま焼いて食べることが出来ます。


バーベキュー。


早速頂いたお肉や貝類を焼いて食べます。
地元産なので、アワビやバカ貝が新鮮でおいしい。お肉もジューシーで箸が止まりません。


横で撤収作業が進みながらのバーベキュー


焼きうには特に絶品でした。これもせたな町産です。


蕎麦湯もあったそう


手打ち蕎麦です。せたなライド用に地元の蕎麦屋さんが打って仕込んでくれたとのことで、喉越しが良いです。
どれもこれも美味しゅうございました。


撤収が進みます。ライダーさんも続々車で帰っていきます


最後のチームでしたので、既に撤収は進んでおり、寂しい感じはしますがその横で食べ続ける我々。


せたな町産の日本酒「よしこ」


帰りは、頂いた風呂券を使ってふれあいプラザの隣りにある北檜山温泉でさっぱりと汗を流します。建物自体も新しく、いい温泉でした。


ロイホのビーフカレー。大好物です


北檜山地区から国道230号に乗って、太平洋側の長万部町国縫まで進み、そこから道央道で帰途に着きます。
帰りはロイヤルホストで友人と夕食を摂り、解散と相成りました。

【まとめ】
コースは大きい坂が3本あり、その他にも細かい坂が幾重にもあるため、なかなか速度が乗らなかったりしますが、60km地点を過ぎてからは平地が中心となるのでなんとか楽だったりもします。
ただ、せたなは風が強いと言われているので、向かい風や横風が加わると、その分きついかも知れません。
(因みに、この日はたまたま風が弱めでした)
トンネルも多いので、通行の際は注意が必要です。

イベント自体は評判通り凄く質の高いイベントで、また来たいと思わせるような内容でした。
特に地元の方々が旗を振ったり、特製の横断幕で応援してくれてるのを見ると本当に目頭が熱くなってきます。これだけでもモチベーションが上がり、最後まで完走することが出来ました。


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