地下鉄さっぽろ駅の連絡柵が撤去される

南北線さっぽろ駅南改札口
既に報道で存知の通り、札幌市営地下鉄さっぽろ駅の南北線と東豊線を結ぶ、連絡通路の柵が2017年9月1日から撤去されることになりました。
この柵は1988年の東豊線の開業時に完成して使用されていたのですが、JR札幌駅と地下鉄大通駅を結ぶ札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)ができると、このチカホ東側の通行が妨げられていたんですね。
或いは、西側から東側にある東急百貨店に行くのにも、わざわざ通路を迂回しなければならなくなったりと不便を強いられていたのです。

仮柵が設置のさっぽろ駅南改札口付近
で、この柵撤去により、南北線・東豊線の南改札口付近の流れがスムーズになることで混雑も解消されると見ています。

実際に柵撤去前の2017年8月31日にさっぽろ駅に行ってみました。
一部の柵は金属製からプラスチック製の仮柵に置き換えられています。


東豊線南改札口付近です。こちらにも仮柵が置かれています。
それでは、柵が撤去された翌日9月1日はどんな様子になっているのかを見てみましょう。

南北線南改札口から見た東豊線方向の通路です。
今まで行き来を阻んでいた柵がないだけでも、スッキリしています。

こちらもかなりスッキリしています。
そして前日までビニールが被せられていた乗換用の黄色い改札機も運用開始されました。


東豊線側南改札口に来てみました。
まだ柵は残っていますが、柱間の手前の柵が撤去されています。
柵が残っている分に関しては、2017年10月末までには撤去を終えるそうです。

東豊線改札口です。
こちらにも左右の柱に柵がありました。

南北線側南改札口に戻って、今度は東側から見てみます。
以前は丁度、黄色い改札機から左に向かって柵が伸びていました。
(柵が撤去されたのに伴って、黄色い乗換用の改札機が設置された)
また、連絡柵の撤去によって、2017年9月1日から地下鉄さっぽろ駅での南北線・東豊線間の乗換方法が変わりました。
具体的には、改札を一旦出て、30分以内に入場するという方法に変更されるというものです。
逆に、30分以内というすきま時間を使うことで、ちょっとした用事を済ませたり買い物ができたりするようになります。

また、切符を使った乗換には、写真にもある黄色い改札機を使うことになります。
(普通の改札機で出場すると、切符が吸い込まれて戻ってこない。入場は普通の改札機でもOK)
ICカードで乗換える場合は、カードリーダーが使える全ての改札機で出入場が可能です。
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